
どんな高校生が大学、社会で成長するのか―「学校と社会をつなぐ調査」からわかった伸びる高校生のタイプ
- 作者: 溝上慎一,京都大学高等教育研究開発推進センター,河合塾
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2015/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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学校か仕事・社会へのトランジション(移行)はどのように成り立っているか?
・性とのどのような学習や生活、態度、未来への意識、ひいては成長が、高度化・複雑化する仕事や社会への適応につながるか。
・指針
①主体的に学ぶ力(教室外学習、主体的な学習態度)
②豊かな対人関係と活動性
③将来への意識(キャリア意識)
・学びの転換
講義や座学中心、個人の中で知識・技能を習得する個人的学習がメインだった。
取り立てて問題にならなかったのは、個人的学習以外の部分を家庭やコミュニティなど学校以外の場が、トランジション後の職場での研修が引き継いでいた。
それを学校が引き受けざるを得なくなった。
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アクティブラーニング(社会的学習を強調)
個人学習だけでは、高度化・複雑化する仕事や社会に適応することが難しくなっており、他者や集団、社会へと拡張した、より社会的学習も必要になってきた。
アクティブラーニングを通して、「ジェネリックスキル、コンピテンシー、21世紀型学力と呼ばれる現代社会に対応した技能・態度(スキル)が育てられると考える」。
・対他者・対集団・対社会の社会的学習としてのアクティブラーニングには、キャリア意識が密接に関連している。キャリア意識が低い生徒はアクティブラーニングに積極的に取り組まない。
・生徒と他者、集団、社会と意識的に繋げていく必要性。
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